アーカイブ 2009年9月

2009年 9月 18日

ココ・アヴァン・シャネル

カテゴリー 日々の出来事

ココ・シャネル・・・去年が生誕125周年だったそうで、そんな関係で、今年、日本で3本の映画が上映されます。

すでに上映されている「ココ・シャネル」に追随し、今日から公開の「ココ・アヴァン・シャネル」を
観てきました。
どちらを見ようか迷ったのですが、フランス語の響きを久しぶりに聞きたくて、フランス映画のほうを選びました。(「ココ・シャネル」はアメリカ映画。)

シャネル役を「アメリ」で日本でも人気となったオドレイ・トトゥが演じました。
太いまゆ毛、はっきりとした黒い瞳がシャネルをほうふつさせます。

ストーリーはデザイナーとして自立するまでの時代を描いたものでした。
孤児院育ちの彼女は、身分の違う貴族の愛人とは結婚できないことを知ってか、自立の道を模索していました。恋に落ちた英国の上流の起業家とは、結婚を夢見たものの、結婚以外の関係を続け、パリに店を出す足掛かりとなりました。一流な男性としか付き合わなかったというシャネル。
彼女のステージを上げていくのには男性の力も必要であったでしょう。
しかし、常に、強力な自我と誇りを失わずに生きた女性だったようです。

こんな力強さがあったら、いいな・・・・

いい映画をみました。でも、初日なのに、がらすきの丸の内ピカデリーでした。

「ココ・シャネル」も観てみたいです。栄光の陰のさびしい晩年が描かれていそうですが・・・

コメント(8)