アーカイブ 2011年2月

2011年 2月 21日

オリジナルフレグランス

昨日のアートフラワーレッスンでタッセルに含ませたフレグランス 「スパイシーローズ」はAroma
Rose
の井崎 真内美さんに作っていただきました。
彼女とは2月4日に日仏芸術文化交流会主催のシャンソンのライブで席がお隣になったところからのご縁です。ご縁はタイミングですね。
私が香に興味を持ち始め、そして20日のアートフラワーに香りをつけたいと思っていた時に、
お知り合いになりました。
「スパイシーローズ」は井崎さんが作ってくださいましたが、今日はカウセリングをしながら、
私の好みの香りを作りました。
私の好み、というよりは、アジサイをイメージした香を作りたかったのです。
私の大好きな花、アジサイ。オルタンシア!!
バラ、ジャスミン、ラベンダー、などには、誰でもが判別できる香がありますが、アジサイには
あまり香りがありません。
だからこそ、私がイメージする香を作ろう!!と思いつきました。

井崎さんは、私の本「花でめぐるフランス」を読んでくださり、彼女なりのアジサイのイメージを広げていらっしゃいました。

香には最初に香るトップノート、、そして2~5時間後まで香るミドルノート、最後に残るベースノートがあることを教えていただきました。

トップノートは、シトラス、フルーティー、ベルガモットなど。
ミドルノートは花の香りが多く、ブルガリアンローズ、ジャスミン、プリメリア、イランイランなど。
ベースノートハウッディ、スパイス、バニラなどがあります。

アジサイと言ってもフランスで見るような西洋アジサイもあり、その中でもフレッシュなアジサイ、かさかさしたくすんだ色の秋色アジサイもあります。
また、日本の梅雨にしっとりと濡れるあじさいや、ガクアジサイもあります。
まずは西洋アジサイのフレッシュをイメージして作り始めました。

トップノートには、爽やかでほのかに甘さのある緑茶の香りであるグリンティー
などを選びました。
ミドルノートにはバラは避け、プルメリアと、カメリアなど。
ベースノートにはウッディ、ムスキー、イリスなど。

10ミリリットルを作るなかで、それぞれの配分を考えながら混ぜていきます。
トライアルが出来ると、それに何が足りないかを考え、微調整していきます。

結局10種類くらいの香りがブレンドされました。

肌につけるとまた印象が変わりますし、少し時間を置いた方が、ブレンドが落ち着くそうです。
しばらく様子を見て、再度調整したいと思います。

とても楽しく、いろいろなイメージの香りをオリジナルで作ってみたいと思いました。

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2011年 2月 21日

アートフラワーレッスン

カテゴリー フラワースクール

かねてから告知していましたアートフラワーのアレンジメントのレッスンを昨日行いました。

参加してくださった方々は、これまでにオルタンシアの単発レッスンにご参加してくださっているおなじみの方々と、オルタンシアの生徒さんでした。
今回はモダンテイストのアートフラワーにしようと思い、現実には存在しない黒いバラを1輪アクセントに入れてみました。また、フランスで昨年かってきたタッセルもアクセントです。


皆さん楽しそうに作っていました。
材料は同じでも、アレンジの仕上がりにそれぞれの作り手の個性がでます。

このアレンジメントの写真からイメージしていただき、aroma roseの井崎真内美さんにフレグランスをオリジナルで作っていただいていましたので、そのグレグランスをタッセルにしみこませ完成としました。アートフラワーに命が吹き込まれました。

参加してくださった植田明美さん谷村知穂子さんが即日、素敵なブログを書いてくださっています。
明美さんが言うように、作り手によって、「物」であった素材に命が吹きこまれ、命ある作品となりました。
谷村さんのブログでは、オルタンシアのショップの写真をたくさん掲載してくださっていて、嬉しいです。
フレグランスの写真もあります。

井崎さんに作っていただいた、フレグランスは「スパイシー・ローズ」
シルバーのコンポートに黒いバラ、というイメージで、甘くないバラの香り。良い香りです。

アートフラワーは生花ではありませんが、絵画の花を鑑賞するように、作り手が命を吹き込んだ芸術として愛でていただけるといいな、と思っています。

自分で作ったものは何と言ってもいとおしいでしょ^^

アフターレッスンのランチは、先のお二人のブログに書いてくださっています。
参加してくださった方々、ありがとうございました。
楽しかったです。

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