2013年
8月
14日

色は光の屈折によるもので、それぞれの色には波動があります。色を上手に取り入れることで、体やその時々の精神状態との波動が合い、幸運を呼び、健康にもなれるといわれています。
カラーセラピーは私たちの心や体に働きかける色の魔法です。
もちろんお花でもいいんです!
黄色は希望や英知を与えてくれる色です。体では、胃などの消化器家や神経系にさしょうするとか。
この写真は2011年鳴海製陶のショールームを美術館のようにディスプレイした時のもの。カラフルなテーブルランナーをマチスの絵画と重ねました。
2013年
7月
09日
私が会員になっている、日仏芸術文化協会主催で、「レッドカーペットから見た2013年カンヌ映画祭~五感で感じるフランス~というイベントが7月7日にありました。
協会理事長が、実際に参加したカンヌ映画祭のお話をなさり、その後、カトリーヌドヌーブに焦点を当てたフランス映画とその社会的背景のディスカッションがありました。
会場は瀟洒な個人邸宅です。30名くらいの方がお集まりになりました。
私はその会場で、フランスでインスパイアーされたものを花を表現しました。

今回のフランスの旅で私はルーブル美術館のサモトラケのニケの像を観たくてルーブルにいきました。天使が羽を広げて、舟の先端に舞い降りたその姿に感動しました。(鑑賞するのは3回目なのですが)
私の中で今大好きなクラシカルなシルバーとシンプルモダンなガラス器の組み合わせ(お気に入りのサンジェルマンのインテリアショップでは今もトレンド!と私は思いました)をいかして、サモトラケのニケのイメージを花とグーリーン出表現しました。
羽を広げた天使のイメージを感じていただけますでしょうか?

そしてもう1点は、京都の珍裂店で見つけた江戸時代中期の着物裂を軸に仕立てていただき、それにあわせて、アールヌーボーのテイストで花をいけました。日本の着物柄がジャポニスムとして、フランスで一大旋風を巻き起こし、それが後のアールヌーボーになりましたので、そんな思いで作成しました。
イベント会場は他にもアーティストがそれぞれ分野の違う作品を展示、あるいは販売もし、ワインやお茶をいただきながら楽しいパーティーとなりました。


2013年
4月
09日
フランス陶器のGIEN を使ったフラワーアレンジメント講習会を、伊勢丹のフランスウィークにおこないます。
「ジアンで彩る花々~ミニプレートを使ったフラワーアレンジメント」
詳細、お申し込みはこちらです。
伊勢丹リーフレット最終
お申し込みは:グロ-バルダイニング 03-3225-2679
2013年
4月
05日
4月23日に新宿伊勢丹で、フランスウィークの最終日、フランス陶器GIENのイベントとしてアレンジメントの講習会を依頼されています。その事は前のブログに書きました。
アレンジメント作成の前にすこしトークもしますので、準備を始めました。色彩の事もお話ししようかと思います。好きな色合いを見ていると、心がうきうきします。
フレンチポップスを聴きながら…
2013年
4月
03日
フランス陶器GIEN(ジアン)が新宿伊勢丹のフランスウィークのイベントに出展します。
(4月17日~23日)
その一環で、ジアンの陶器を使ったフラワーアレンジメントの講習会をおこないます。その講師として
私にご依頼がありました。
私はジアンの大ファンです。パリのサンジェルマンのお店で10年前以上に見かけてからのファンです。
なんとパリ郊外にあるGIENの工場近くにあるアウトレットにも2度足を運んでいます。
そんなご縁も手伝って、数々いるフラワーデザイナーの中でも私に依頼をいただきました。
ミニプレートをボックスに入れ込むデザインを考えました。新作の「バガデル」をメインに、人気シリーズの「ミルフルール」もチョイスできるようになっています。

新作のバガデル

ベストセラー「ミルフルール」
4月23日13時半から15時
私がジアンを旅した時の写真を見ながらエピソードなどもお話するつもりです。
レッスンした作品は勿論、ミニプレートごとお持ち帰り。
6825円
お申し込みは伊勢丹。11日から先着順です。
少し早めに皆様にお知らせしておきます。
2013年
1月
17日
かつて25年前くらいに日産自動車に勤めていました。週末はテニス部の仲間と楽しい時間も過ごしていました。そんな仲間の集まりが昨年夏にあり、久しぶりに会った、かつての仲間に「花の仕事をしているのなら、賀詞交換会の花を頼みますよ」と言っていただき、仲間のよしみでビッグなお仕事をさせていただきました。
昨年秋には会場の横浜本社のギャラリーの下見をし、「何しろ1000人くらいが集まるパーティなので、高さは3メートルくらいなくてはならない」ということになっていました。
デザインを考え、物理的に高さを出す工夫もしました。
いつもの店のワゴン車では材料、資材を積み込み切れないので、ハイエースをレンタカーしました。
いざ出陣!

設置に約2時間かけ、終了。

私たちの完了を待って、リハーサルが始まりました。

いざ本番。

私たちも隅で控えていました。カルロス・ゴーン氏のご挨拶を一緒に聞かせていただきました。なんだか私も日産自動車の関係者の気持ちになってきちゃいました(笑)

あっという間のパーティでしたが、その後、お花を抜いて紙で包み、日産の方にさし上げました。そんな時「あっ、坪井さん!」なんて、旧姓で呼びかけてくれた、元同期の方もいて、なんだか嬉しいお仕事でした。

お土産に私たちまでいただいた、記念の升と干支の蛇の土鈴。
良い年になるといいな。
2012年
11月
19日
今販売中の書籍「オーダーメイドガイドブック」(Gap出版)に、アートフラワーとフレッシュフラワーのオーダーメイドを行うショップということで掲載されています。
そのウェブサイトができたそうです。
こちらから
2012年
7月
21日
今年は私がフラワーアレンジメントの教室を開いて25周年にあたります。20周年の年には「花でめぐるフランス」という本を出版し、出版記念パーティーに合わせパーティーを行いました。タンゴダンスに合わせて花を生けるパフォーマンスもしましたねー。
さて25周年の今年、日本人の感性を世界に発信したい!という夢の流れで、着物の柄に合わせたフラワーアレンジメントを表現したいと思っています。
先ずは9月27〜29日に表参道にあるギャラリー5610で私とスタッフ、生徒さんの力を結集して「雅とモダンデザインの出会い」と題する展示会を行います。18世紀から20世紀の美術品クラスの着物の柄からインスパイアされたデザインをスカンジナビアのシンプルデザインのガラス器に生けます。私は会場空間をトータルにプロデュースします。ワクワクしながら考えています。
そしてもうひとつ、素晴らしい機会をいただきました。11月にスウェーデン大使館で展示会を行います。やはり、日本の雅、わびさびとスウェーデンデザインとの融合を花で試みます。
日本とスウェーデンに共通する、「自然との共生」をキーワードに両国の架け橋となれればいいな、と思っています。
2012年
5月
12日
パルコ劇場で本日から開演されるお芝居に主演する俳優仲村トオルさんへ、楽屋のお花を贈りたいというご依頼をいただきました。
そのお芝居のポスターを見てまず目に飛び込んできたのが、白い調理人の白衣。それに加えて彼のイメージから、「白いアジサイを使いたい!」とピンときました。
幸いにもしっかりとした存在感のある白いアジサイを仕入れることができ、このようなアレンジに仕上げました。

カラーも茎が太く、白い花ではありますが、力強さがあります。
ほんのりクリームのようなバラ。ライム色のビバーナムとカーネーションは瑞々しさを。
さらに今回のテーマはアロマフレグランスとのコラボレーションでした。アロマデザイナーの井崎真奈美さんとのコラボレーションで、彼女が私のアレンジメントからイメージした香りを調合し、アレンジメントに忍ばせたコットンにしみこませました。シトラス系でありながら、華やかな香りも加えられました。
フレグランスとのコラボレーションですので、あえて生花に香りのないものを選びました。
仲村トオルさんの楽屋で、癒しのお花となりますように。お芝居の成功もお祈りしています。