アーカイブ 2011年7月

2011年 7月 26日

好きなものに囲まれて

フランスでのイベント(久石譲さんのチャリティーコンサート会場でのディスプレイ)から1ヶ月たちました。
今回の旅で買ってきたものなどをオルタンシアのお店に飾り、旅の余韻を再び楽しんでいます。


陶器のジアンのシリアルボールはお気に入り。
ミルフルールのシリーズです。これにお花をいけてプレゼントするのも良いかもしれませんね!

ボックスの柄もフランスならでは!の柄です。これにお花を キュッとつめてプレゼントもかわいい・・・

リボンは1区の昔ながらの手芸屋さんで買いました。

白い陶器のソースポットはサンジェルマンにあるお気に入りのインテリアショップで。

コンサートのポスター(黒田あきさんの作品)も額に入れて思い出に・・・

販売しておりますので、ご希望があったらリクエストしてくださいね。


こちらはマルセイユに行った時に買ったテーブルマット。プロヴァンスらしいオリーブ柄です。
アートフラワーのアレンジメントが涼しげでしょ。

タッセルはパリのマレにあるインテリアのお店で。

雑貨でも、他の全てのものにおいてでも、自分が好きなもの、良いな、と思うものを、同じように感じる方々にシェアしていきたいと思っています。これからもよろしくお願いします。

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2011年 7月 18日

2011年後半戦

カテゴリー 日々の出来事

なでしこジャパンのワールドカップ優勝で今朝からTVは沸き立っています。
本当に素晴らしい結果を残してくれました。今の日本にとても明るいメッセージを発信してくれたともいます。ありがとう。なでしこジャパン!
夢はあきらめない。 そして、好きな事が夢であれば、それまでの過程がどんなに険しくても、夢への過程を積み重ねていけるんでしょうね。

6月、パリの久石譲さんのチャリティーコンサート会場で「日本再生」をテーマにディスプレイをさせていただきました。大震災という思いもよらない事が起こり、いろいろな事が変わった日本ですが、そんな流れの中からチャリティーコンサートがあり、私の願いや気持ちを表現する機会をいただきました。
日本人の再興に向かうパワーを大地から天に向かうパワーのように表現しました。
そのディスプレイは11月からフランスの5都市に巡回する震災の写真展で展示することにもなっています。まず福島と姉妹都市である、ブルターニュ地方の都市、レンヌで行われます。
意義のある展示会場に再度生けられる事を嬉しく思っています。

さて、フランスから帰国後、友人の明美さんに、比叡山のすそ野、琵琶湖近くにある日吉大社と天橋立に誘っていただきました。フランスでのひと仕事を終え、気持ちを切り替えるのにグッドタイミングなお誘いでした。
日吉大社の西本宮の御神木は桂でした。まっすぐ伸びる大木が多い中、こちらの御神木は枝葉を広げた包容力のあるような姿。

天橋立近くにある真名井神社はうっそうとした木々の中にありましたが、岩の上に何本もの幹を広げている木々からは、偉大なるエネルギーが発せられていました。

枝葉を広げ、絆を結んでいく・・・というメッセージかしら?と、勝手に解釈。

そして、日吉神社の東本宮近くで、シルバーのシダが群生しているところがありました。

明美さんに降りてきた天の声によると、宇宙と繋がるポイントだとか・・・
確かにそんな光が写りました・・・

天橋立ではきれいな海に感動。空の青さと水の色が同じようです。

潮風、波の音に浄化される思いでした。

天橋立の文殊寺では蓮の花が・・・先日加東和さんに描いていただいた私の中の女神は蓮の女神でした。
加東さんから「手放す」と言うキーワードが浮かぶ、とアドヴァイスをいただいていました。
何かを手放し、殻を脱ぎ捨て、さらに成長するという言葉が旅先で読んだ本にも書いてありました。
何を手放すのか?これが2011年の後半の課題になりそうです。
さっき読んだ本では、上流に向かって漕ぐのではなく、オールを手放し、下流へ流れに乗るのが夢の実現につながると書いてありました。 なるほどね・・・

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2011年 7月 12日

デザインは早くも秋

梅雨明けと供に、猛暑がやってきました。

でも、秋以降のウェディングを想定したブライダルフェアでは、お花のデザインは秋の装い。
一昨日高輪プリンツヒェンガルテンで行われたブライダルフェアでは、テーマは、「フレンチテイストの実り豊かな秋のテーブル」としました。

テーブルクロスがグリーンと指定されましたので、オレンジ、茶、ボルドーの色の花や実をつかいました。

少しポップなテイストも入れて、ゼリーとリキッドキャンドルにテラコッタ色の色づけそしました。
そして、フランスで購入したタッセルをアクセントに。
会場にいらしたお客様にもご好評をいただきました。
秋には涼しくなっていることでしょうね・・・

さて、こちらは9月25日に銀座のハーブハウス、ジャッジョーロで行うレッスンのサンプルです。

先程写真撮りをしました。
近日中にインフォーメーションをアップします。
皆様是非ご参加くださいませ~。
テーマは「ヨーロピアンエレガントな初秋のテーブルアレンジメント」
ハーブティーとお菓子をいただきながら、ハーブのレクチャーもあります。

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2011年 7月 10日

ジアンとランスのフュージョン

今日はサロン・ラ・アンジェでアレンジメントのレッスンとフランスの旅の報告会をしました。
お集まりの皆さん、ありがとう。

なぜ、ジアンの陶器にこだわったのか、と昨年の旅のエピソードから始まり、
パリ初日ににマドレーヌ寺院裏にあるジアンの本店で買った陶器を持って、サンジェルマンまで歩いて帰ってきたことなどなど・・・話をしていて、私自身が楽しい旅を反芻させてもらっていたような感じ。

そして、何と言ってもランスのカテドラルの話。
朝一人で再度カテドラルに行き、1時間くらいカテドラルの中にいました。その時にカテドラルの中のお店で買ったガーディアンエンジェル。
今日のレッスンはそれをジアンの器に生けたアレンジメントの中に、しのばせる、というデザインです。
エンジェルに添えてあるメッセージは、
私を助けて。
私を導いて。
私を守って。

皆さんそれぞれにに可愛い作品が出来ました。
ブラックベリーは私の庭から切っていきました。

参加してくださった石井めぐみさんのブログ

同じく参加してくださったエステシャンの松田陽子さんのブログ

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2011年 7月 07日

ランスカテドラルのイルミネーション

カテゴリー 旅のエッセイ

ランスのカテドラルが800周年の記念の年に、期間限定、曜日限定でイルミネーションが行われています。
それを見たくて、あえてランスに1泊することにしたのですが、ただライトアップされているだけなのかとおもいきや・・・
素晴らしいスペクタクルショーでした。

22時半くらいのカテドラル。ござでも敷いて場所取りしたいくらい。
11時日没



総て、光の演出です。音楽と共に25分のスペクタクルショー!
光が当たらないときはこれです。


最後はほほえみの天使の大画像。

25分間のショーが2回行われました。
フランスのイルミネーションとその演出の素晴らしさに感動!!

12時過ぎにホテルに戻り、翌日はシャンパンのカーブへ・・・

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2011年 7月 06日

ランスのカテドラルとステンドグラス

カテゴリー 旅のエッセイ

今回のフランス行きにはもう一つ大きな目的がありました。
それはシャンパーニュ地方のランスを訪ねることでした。
ランスには昨年2月にも行きましたが、その時はあまり予備知識もなく、パリから観光バスに一人乗り、
パリ以外の町をちょっと見てくるつもりでした。
ところが、ランスには世界遺産にも指定されている、ノートルダム大聖堂があり、素晴らしいステンドグラスがありました。また、表に施されている彫刻の天使の数々、なかでもほほえみの天使は私たちを包み込んでくれるようです。

それを、再度見たくて、今回のフランス行きを決めたくらいです。
ランスのサイトを見ていたら、今年が800周年の年に当たり、カテドラルがライトアップされる事が分りました。パリからTGVで45分の距離ですから日帰りもできるのですが、ライトアップは日没の11時からなので、ランスに1泊することにしました。
今回はパリ在住の杉山久美さんやエスパスなでしこの陽子ちゃん、そしてパリに来たばかりの若い乙女2人の5人での旅行となりました。
ほほえみの天使は優しく包み込んでくれます。

私にかつてゆかりのあった人が関わったと教えられたステンドグラス。涙が出るほど感動的です。

このカテドラルには、シャンパンの作り方を絵柄にしたステンドグラスもありますし、画家シャガールのデザインのステンドグラスもあります。
今回、私と久美さんが午前中カテドラルに入ると、何やらセレモニーが始まるうような様子。インヴィテーションカードを持った人だけが、カテドラルの前の席に通されています。私たちも入りたい、と言いましたら、少し待った後、その招待者の席に座らせてくれました!!きれいなカラーの図録もいたきました!
何とラッキー!!そして、800周年に合わせて新しいステンドグラスの除幕式が行われました。
ドイツのデザイナーの作品です。モダンなステンドグラスです。

これまでのステンドグラスを制作した方の作品がカテドラル近くのカフェの天井にある、と聞いていたのでそこでお昼を食べる事にしました。

お昼の後は、彼らのアトリエに行ってみる事にしました。久美さんがアイフォンで、地図を出してくれます。さすが便利ツールですね。

モザイク柄の表札がかわいい。今日は先程のセレモニーで御留守のはず。

図書館にもステンドグラス。雑誌を読むようなそぶりで入り込みましたが、写真を撮ってもいいですか?と聞き、写真を撮り、さっさと退館。(笑)

ランスの町は落ち着いた小都市。気持ちが落ち着きます。

夕方から藤田嗣治のチャペルへ。
3か月で仕上げたという彼の壁画は、素晴らしい。彼の似顔絵を描きいれているちゃめっ気も面白い。

さてさて、日没からのカテドラルのライトアップは次に続きます。

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2011年 7月 01日

フランスへの発信

震災後、何かが変わった日本人の心。それを表現したいな、と思っているうちに、ビッグなチャンスをいただき、6月23日にパリでおこなわれた久石譲さんのチャリティーコンサート会場のエントランスでディスプレイをさせていただきました。
日本から持ち込む大量の資材。今回のディスプレイはアートフラワー。
おまけに渡仏直前にパリのプロデューサー杉山さんから電話が入り、展示スペースが1メートルの高さで、2メートル四方の板を隠さなくてはならにという情報。足元は苔をイメージしていましたが、その資材を買いに行く時間もなく、近所のDIYのお店で人工芝を4メートル買いました。それもさらに増えて、追加料金でJALのおなかに。でもパリの空港にはお迎えが来てくださり、ホテルまでは大型のタクシーで苦労なく行けました。

パリの近代都市空間にあるコンサート会場はモダンな造り。
今回のポスターである、黒田アキさんの作品がよく似合います。黒田さんはパリで長年活躍されている方。パレロワイヤルの裏手に大きな壁画があります。

コンサートの開場は19時。20時開演。
私は16時から17時過ぎにかけて作成しました。
スペースが広いので、足元にあしらう帯を2本にしました。
コンサートホールからはゲネプロの音楽が聞こえてきていました。

完成!箱根浅間神社で見た、大地から天にまっすぐ伸びる木のパワーを表現したいと思っていました。
その力強さを感じていただけるでしょうか。

一緒にお手伝いいただいた杉山久美さんと。

19時の開場時間となると人々が押し寄せてきました。4000人が集まりました!!

黒田さんのポスター、私の作品の前は、募金やチャリティーのTシャツ販売の拠点となっていました。

コンサートは日本と違って、初めからヒートアップ気味。フランスでの久石譲人気はすごいものです。

途中、日本の震災の映像、それに立ち向かう人々の笑顔などの映像もあり、私も隣のフランス人もハンカチで目をぬぐっていました・・・・

フランスで、日本の再生を表現できたこと、私にとって大きな財産となりました。
この作品は、一夜にして撤去し、資材はフランスで保管されています。

今後企画されている、フランス5都市を巡回する日本の震災写真展の会場でもディスプレイするという案もいただいています。多くの方々見ていただきたいとおもっています。

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